게임 번역 품질을 높일 수 있는 방법은 무엇일까요?

ゲーム翻訳のクオリティを向上させる方法とは?

0. ゲーム翻訳またはローカライズとは?

一般に翻訳を表す言葉として「翻訳」と「ローカライズ」がよく使われますが、ゲーム翻訳において「翻訳」という言葉より「ローカライズ(localization)」がよく用いられるのは、ゲーマーとデベロッパーが望む翻訳の形が単に起点言語(source language)を目標言語(target language)に書き換える作業ではないからです。ローカライズとは、目標言語、つまり翻訳のアウトプットを消費する言語圏のゲーマー(ユーザー)が普段使っている言葉との違いを感じないくらい自然な表現を作り出す作業を意味します。

1. ローカライズのクオリティはそんなに重要でしょうか?

昨今において、もはやローカライズは選択ではなく必須の段階になっています。ローカライズの「クオリティ」が高くなければ、どんなに良いゲームでも現地のゲーマーから高い評価は得られないでしょう。ローカライズは、デベロッパーがその市場をどれだけ気にかけているかを測る目安になるからです。「ゲームはよくできているが、翻訳が残念だ」、「どうして我が国の言語は実装しないのか」などのコメントをアプリストアやSteamなどで見かけるのは珍しくありません。このように、ローカライズのクオリティがユーザーのロイヤリティに直結することは周知の事実であり、さらに売上にも有意な影響を与えることが証明されています。

(出典:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=180891&site=mogong)

2. ローカライズを上手く成功させるにはどうすればいいですか?
– 基本的には翻訳が上手なローカライズパートナーを探すのが重要です。

自然な翻訳をするためには、起点言語と目標言語に対する言語的な理解はもちろん、今現在における目標言語の用法を正確に把握していなければなりません。仮に英語に精通していたとしても、英語話者間での最新トレンドが分かっていなければ、たとえ文法が完璧でも現地の主なターゲット層(たとえば20~30代)に「表現がぎこちない」と思われる可能性があります。同時代の言葉遣いに精通しているということは、その文化に対する理解が深いことを意味し、その文化圏の文化コンテンツ(ドラマや映画、マンガ、ゲーム、小説など)に恒常的に接しているという意味でもあります。

ローカライズを社内で行う場合、先述の能力を持つ人材が必要になりますが、評価と採用、その他育成などにかかる時間と費用を考慮すれば、すでに適切な人材を有しているゲームローカライズ専門企業を選定したほうが効率的です。ローカライズ企業を選定する際には、目標言語のネイティブ翻訳者の有無、ご希望のサービス/ジャンル/言語の作業実績(レファレンス)を必ずお確めください。たとえば、韓国語から英語にローカライズしたい場合、ローカライズ企業のレファレンスがほとんど英語から韓国語、または韓国語から日本語などだとあまり意味がありません。

– 企業の専門性を確かめるのが大事です。

ローカライズ企業を選定する前に企業の専門性を確かめるのは非常に大事なことです。ゲームローカライズ企業の専門性は体系的なプロセスと有能な人材を有しているか、そして各種翻訳ツールを活用しているかで判断できます。

専門性のあるローカライズ企業は、基本的にT(Translation:翻訳)、E(Editing:編集)、そしてP(Proofreading:ネイティブチェック)の3段階の工程を経てローカライズを行います。まず基本的な翻訳を行い、バイリンガル(bilingual:起点言語と目標言語の両方を使いこなせる話者)のレビュアーが翻訳文の各種誤字/誤訳を修正してクオリティを向上させます。最終段階ではネイティブのチェッカーが対象国に合わせて翻訳文を見直し、現地のゲーマーに自然に受け入れられるような高品質の文章を完成させます。

上記の過程において、ExcelやWordなどの元ファイルは作業に直接用いられません。専門企業に所属するローカライズエンジニア(localization engineer)が、元ファイルを加工してCAT(Computer-Assisted/Aided Translation) Toolと呼ばれる翻訳支援ツールにインプットするのです。ローカライズの全プロセスはこのCAT Tool上で行われます。このような専門ツールで作業を行うことは、様々なミスの防止や問題の解決などに役立ち、翻訳の一貫性を保つことにおいても、より効率的かつ正確に管理できるため、全体のクオリティアップにつながります。QA(Quality Assurance)と呼ばれる、誤字をフィルタリングして修正する作業も別の専門ツールを使って行われます。

– クオリティとスピードの相関関係を理解するのが重要です

ローカライズのアウトプットのクオリティは、専門性を備えた人材の投入だけで保証されるわけではありません。実力のある人員を投入しても、適切な時間が与えられなければ、クオリティは落ちるしかありません。

スケジュールを前倒しする方法はいくつかあります。まずは、投入する人材の数を増やして1日あたりに処理する量を増やす方法があります。あるいは、先述したTEPのうち特定の段階を省略または簡略化する方法もあります。このような方法であれば、ローカライズ作業自体は早く完了するでしょう。しかし、最終的なクオリティが落ちる可能性は相対的に高くなります。

逆に、各段階に投入する人材を最小化して全ての段階に十分な時間をかければ、納期は遅くなる代わりに最高のクオリティを引き出すことができます。つまるところ、ローカライズはスピードとクオリティのバランスを取ることと言えます。ローカライズ専門企業では、一定以上のクオリティが確保できる前提で最適のスケジュールを提案するのが一般的です。

しかし最も重要なのは、ローカライズ企業に依頼するクライアントの方で希望の内容を明確に示した上で、ローカライズ企業とコミュニケーションを取ることです。ローカライズは、ゲームの開発工程や審査日、リリース日など、様々な要素によってスケジュールが決まる場合が多いものの、あらかじめどちらに重きを置くかしっかり立場を定めるのとそうでない場合とでは、結果に有意な差があるでしょう。スピードもクオリティもベストにしたいというのは現実的に難しいということを認識し、より重要な方に注力することで最も希望に近いアウトプットを得るのが大事です。

ここまで、ゲーム翻訳のクオリティに影響を及ぼす様々な要素についてお話ししました。ゲームローカライズの詳細に関するご質問などがありましたら、contact@latisglobal.comまでお気軽にお問い合わせください。