サービス事例:「YAFIT MOVE」QAのビハインドストーリー
我々Latis GlobalのQAチームではクライアントの要望に沿って大きく「テスト設計→テスト範囲の協議→テスト実行→結果報告→アフターサービスの提供」といった段階でQAサービスを提供させていただいております。
しかし、YAFITの場合は少し異なった段階でテストを行いました。
「T/Cの分析および補強→テスト範囲の協議→テスト実行→結果報告→アフターサービスの提供」
1. 「YAFIT MOVE」とは?
「YAFIT MOVE」はライディングやウォーキングによるユーザーの運動量を測定、記録してポイントを獲得し、様々な特典と交換できるアプリです。また場所による制約は無いといっていいほど、ほとんどの場所で利用が可能であり、アンドロイドとiPhone両方でサービスが行われています。
「YAFIT MOVE」のQAサービスの場合、次のように提供させていただきました。
- ①共有してもらったT/Cを分析、レビューおよびアップデート
- ②コミュニケーションエラー防止のための派遣を実施
- ③協議内容以外の項目に対するテストの追加提供
- ④テストに必要な様々なデバイスの提供
- ⑤改善点およびテスト結果に関する最終結果レポートの提出
- ⑥アフターサービスの提供
2. Latis Globalが提供している機能QAとは?
2-1. 機能QAとは?
機能QAとはテストを行う対象が企画通りに作動するか、そして想定外のところでエラーを起こさないかをテストするプロセスのことです。
2-2. ゲームの機能QAとアプリの機能QAの違い
一般的なアプリの場合、決められた明確な目的に集中して機能が作動します。しかしゲームの場合、一つのジャンルの中に様々な目的のコンテンツが存在するため、ゲームの機能QAの方が一般的なアプリの機能QAよりテスト時に考慮すべきことが多いと言えるでしょう。
3. アプリにおいてのQAサービスは必ず必要ですか?
すべてのアプリにおいてQAサービスは必要だと思われます。確かに開発段階で独自にQAを行う場合も存在します。しかし、今まで多種多様なアプリのテストで得た経験を基にテストを行った方が様々な目線でチェックすることが可能であり、これによって想定外のバグや不正利用の可能性を発見することができるからです。
また、ユーザーの満足度を高めるためにはユーザーと同じ状態で行う機能QA (ユーザー目線でのテスト) を行うことをお勧めします。