普段ゲームをプレイするとき、サウンドにはどのくらいこだわっていますか?ゲームのサウンドが好きになれず、ゲームに入り込めないことはありましたか?
ゲームのサウンドは、プレイヤーに大きな影響を与えます。関連研究によると、ゲームにマッチするサウンドはプレイヤーにプラスの体験を与え、逆にゲームに馴染まないサウンドはプレイヤーにマイナスの体験を与えるといわれています。
サウンドは、ゲームを構成する重要かつ不可欠な要素です。プレイ中、視覚的な刺激に加え、聴覚的な刺激を与えることで、ゲームの世界により深く入り込めるからです。
サウンドには、ゲームに使われる全ての音響的効果が含まれます。サウンドには様々な種類があり、「ラティスグローバル」はサウンドに関する専門的な技術を備えています。今回は、サウンドの種類とその役割について軽く紹介します。
サウンドの種類
一口にサウンドといっても、その種類は様々です。基本となるBGMや環境音、演出音、キャラクターボイスなど、ゲームで流れる全ての音がこれに含まれます。プレイヤーを惹き付けるゲームを開発するには、ゲーム内容にマッチしたサウンドを制作するべきでしょう。
キャラクターボイス
RPGゲームやアクションゲームの場合、主人公のキャラクターを作るにあたって、キャラクターデザインとともに最も大事なのは、キャラクターの性格に合ったセリフの収録です。
人気シリーズのゲームだと、キャラクターの担当声優を決めるのも、ゲーム全体のクオリティを左右する大きな要素となります。キャラクターボイスには会話文だけでなく、スキル使用時の声、笑い声、歓声などといった様々な効果音も含まれます。これらはNPCの効果音と一緒に用いられることも多いです。
NPC効果音
主にNPCやモンスター、動物など、プレイヤーの操作と関係ないCPUキャラクターの行動時に流れる効果音です。
ボスエネミー登場・被弾・死亡時の音、クエスト受注・報告・破棄・完了時の音、NPCと取引する際のボイスなどが含まれます。このような効果音は、プレイヤーをより一層ゲームに没入させる役割を果たしています。
キャラクター行動効果音
主にキャラクターの死亡、復活、攻撃、移動などに使われる効果音が含まれます。これらはキャラクターごとに異なる場合が多いです。
スキル効果音
キャラクターが攻撃したり、スキルを使ったり、空を飛んだり、敵に当たったりする戦闘音は、臨場感を出すために重要な要素のひとつです。『Call of Duty』などのFPSゲームでは、本物の銃器を使って収録した様々な発砲音を使用することで、臨場感を限界まで引き出すといった例もあります。
環境音
環境音は、各シーンやゲーム全般の雰囲気を出すために使われる効果音です。雨、風、晴れなど、天気を感じさせる音や周囲環境に関連する効果音を指します。
演出音
演出音は環境音と同じ役割を持っています。主にゲーム内オブジェクトが発する音を指し、物に触れる音、物の動きを示す音、皿が割れる音、木が燃える音、箱を開ける音、ドアを開く音などがこれにあたります。
機能音
各種システムおよび機能に関する効果音です。ユーザーインターフェースと連動し、アイテム装備・取得・ドロップ・売却、修理・スロット拡張・合成・分解、キャラクター強化、UIクリックなどの音を表現します。これらは主に重要な情報やイベントなどを強調し、プレイヤーのインタラクションを補助する役割を持っています。
ナレーションボイス
主にゲームに登場するキャラクターの声が使われ、ゲームの背景説明や、各シーンを繋げる手段として活用されます。
サウンドの役割
サウンドの役割は大きく二つに分けられます。 一つはゲーム本体のため、もう一つはプレイヤーのためのものです。
ハイクオリティなサウンドでプレイヤーの臨場感を高め、多くのプレイヤーを惹き付ける人気ゲームになるためには、サウンドの役割が欠かせません。
また、豊かなサウンドはプレイヤーをゲームに集中させ、より楽しくワクワクする体験へと誘導することができます。
もし、ホラーゲームにサウンドが一切なければ、全く怖さを感じなくなるでしょう。『四川省』のようなパズルゲームでも、同じ牌を繋いだ時、効果音が鳴らなければとても単調な感じがするでしょう。そう考えると、ゲームにおけるサウンドの重要性が理解できます。
最後に…
今回ご説明させていただいたように、ゲームのサウンドには様々な種類があります。これらはすべて、ゲームをもっと楽しくするパートナーのような存在であり、プレイヤーを惹き付けるための重要なツールです。 ゲームに最もふさわしいサウンドを制作するなら、専門のサウンドプロダクションの力を借りることをおすすめします。ゲームサウンドについて興味をお持ちなら、contact@latisglobal.comにお問い合わせください。さらに詳しいご案内をさせていただきます。